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桜梅桃李2019/5【心の触れ合い】2019.05.08

コラム

鴨下重彦東京大学名誉教授は、「子どもは社会を映す鏡であり、少年非行は社会不安のバロメーターとも言われています。
子どもが直接社会不安や矛盾の影響を受けるのではなくて、動揺する大人社会の反映であると見ることが出来ます。

最近の非行の傾向は「低年齢化」「中流化(両親も健在、家庭としてもごく普通以上の生活をしている)」していることです。

また、最近の家出人に関する調査の結果が、大人の家出は7割が男性なのに、少年の家出は6割が女性だったというのです。
それに、東京都で検挙された窃盗、強盗、恐喝、傷害、暴力行為などの少年犯罪の2割が女子なのです。
その背後にはさまざまな要因が挙げられますが、特に携帯電話の普及があるように思います。

中学生も緊急時の連絡のため、都会では殆ど全員が持つようになりましたが、携帯電話の背後には多くの危険が潜んでいます。
女子中学生が出会い系サイトに引っかかり、援助交際などいとも簡単に悪の道へ転落していくようです。」と述べています。

大人の目に見えないところで、子供たちの心を蝕む社会の病理が、広く、深く進行しているようです。

「若者白書」では、青少年の非行の背景の一つとして、「家庭での触れ合いの少なさ」を挙げています。
家庭だけでなく、学校や地域でも、子供の「人間との触れ合い」が少なくなってきているように感じます。

人は、色々な人々との出会いをとおして、自分を拡大し、人間としての成長を遂げていくものです。
そうした人間練磨の場所が「家庭」であり、「学校」であり、「地域社会」です。
ところが今は、それぞれの場所で、子供を取り巻く人間関係が、だんだん希薄になっています。
大きく見れば、社会全体の風潮です。

困っている人見ても、立ち止まって助けてあげようとする人は、少ないのではないでしょうか。

こうした世の中で育つ子供に、影響が出ないはずがありません。