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桜梅桃李2019/6【「英知」を磨く】2019.06.11

コラム

青少年白書では、問題行動を起こした少年の心の特徴として、「被害者や周囲の受ける悲しみへの認識が欠けている」「欲望や衝動をコントロールできない」などが挙げられていました。

問題の表面ばかり、目を奪われるのではなく、子供たちの「心」に目を向けていく必要があります。

今の世の中は、人の痛みを、わが痛みとして感じる心が、どんどん失われています。
どんなに勉強が出来ても、人の痛み、苦しみを見て、何も感じられない、機械のような冷たい心であるならば、何にもなりません。
その心がなくなれば、社会は、ばらばらになってしまいます。 

冷たい心の持ち主は、結局、自分も不幸になり、周囲や社会もそれに巻き込んでしまうのです。

人間は「考える能力」である理性を持っており、言語を使用し、複雑な思考や推理を行うことができます。
この観点から人間の定義はホモサピエンス(英知人)といわれています。

英知とは、「物事の本質を見通す、深く優れた知性」のことです。
「英知を磨く」とは、人類に奉仕できる「心」と「力」を養う事ではないのでしょうか。
いくら力があっても、その心がなければ無意味です。
また「心」だけあっても「力」がなければ観念論になってしまいます。

現代の教育界が「コマーシャリズム(商業主義)」にどっぷりつかったため、ビジネスの成功を追い求めるばかりで、学生に「人生の価値」を教えていません。
「ビジネスの成功」を追い求めているうちに、「心の豊かさ」を忘れてしまいました。
「人の痛み」を「わが痛み」として感じる「心」を犠牲にしてしまったのです。

その結果、生まれたのが、荒涼とした砂漠のような社会だとしたら、これほど愚かなことはありません。

家庭においても、同じです。
子供の「成功」を追うあまり、「人間の価値」を教えることを忘れてはならないのです。