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桜梅桃李H27/2「きちんと叱れる母親に」2015.08.17

コラム

最近、「子どもを叱れない母親」が増えている傾向にあります。
子どもを、どう上手に躾るかは、人類の永遠の課題といえるかもしれません。
性別、性格、家庭環境など、子どもによってそれぞれ違いがあり、一概に「こういう時は叱ってよい」とか、「これが上手な叱り方だ」とは言えません。

ただ、「ここぞ」という時に、きちんと叱れるかどうか。“たとえ嫌われても”叱ってあげられるのが、母親なのです。
本当に自分のためを思って叱ってくれる親を、子どもは嫌ったりしません。
心の奥で、愛情を感じ取っていきます。
逆に、子どもだって叱ってほしい時があります。
親が自分と向き合い、真剣にかかわってくれるよう求めていることもあるのです。

お母さんが、どんなに優しく話しても、子どもをダメにしてしまえば、それは「偽りの言葉」です。
たとえ、きつく叱ったとしても、子供のためを思い、子どもを救うならば、それは「真実の優しい言葉」なのです。

大事なのは、普段から子どもの成長を思っているかどうかです。
その思いが有れば、例えその時には分からなくとも、子どもにちゃんと伝わっていくのです。

叱れない親がふえている一方で、自分の感情をコントロールできず、ついカッとなって叱ってしまうことで悩んでいる人もいます。
感情を抑えきれず、つい手が出てしまうこともあるようです。

叱るといっても、親が理由も言わずに、怒りにまかせて叱ってばかりいると、子どもがおびえます。
そして、とにかく「怒られないように」「叱られないように」と、一種の「ずるさ」を身につけてしまうこともあります。
そんなことを繰り返しているうちに、大事な時にも親の言うことに耳を傾けなくなってしまいます。