桜梅桃李H29/8【子どもは、鏡】

2017.08.21

教育心理学に「ビグマリオン効果」という心理的行動が有ります。
教師や親の期待が、子どもの成績などに大きな影響を与えることです。
いつも「おまえは、だめだ」とか「こんなことも分からないのか」と言っていれば、子どもは「自分はだめな人間だ」と思ってしまいます。

人間の生命は、本当に大きな可能性を持っています。
ですから教育は、人間を鋳型に入れるような抑圧的なものであってはいけません。

アメリカの思想家エマソンは、「教育というものは、人間と同様に広大なものであるべきだ」と述べています。
人間の「広大さ」をそのまま開いていける「広大さ」と「知恵」が必要なのです。

生命には、“伸びよう”“成長しよう”“殻を破ろう”とする本然のリズムがあります。
子どもの周りにいる大人たちは、どうしてそれを伸ばしていくかです。
“理想の教師”などいません。
あえて言えば、子どもと一緒に、成長し続ける教師こそ、“最大の教育環境” にふさわしい教育者と言えるでしょう。

「常に一生懸命」「常に成長」が人間教育に携わる者の要件です。
権威を振りかざすのではなく、「子どもに仕える人」として、また「子どもの真の友」として、行動していける人が最も偉大な教育者と言えるでしょう。

大人からすれば、子どもは「鏡」です。
接する人の心を、明らかに映し出す「鏡」です。
こちらが真剣に、真心でかかわっていけば、必ず応えてくれるものです。