桜梅桃李H29/7【子どもは、にぎやかで良い】

2017.07.07

教育は、政治経済などと違い、10年20年経って初めて、その成果が顕れてきます。
しかし、人類の未来を決する昨今のさまざまな問題も、この数十年にわたる「教育」がもたらした結果とみることもできます。

最初の幼児教育では、環境が重要です。豊かな情操を育む環境を、どう整えるかです。
自然の雰囲気や、取り巻く環境が子どもに刺激を与えます。
そして、最大の影響をもたらす環境は、「両親」そして「教師」です。

学校で「教師が子どもを抑えつけず。楽しく遊びながら、のびのび学んでいる」という環境が理想です。
子どもは、騒がしいくらいで、ちょうど良いのです。
それが、たくましく伸びる証拠です。
自由闊達にさせ、ポイントだけは押さえていく。
静かにおとなしく遊んでいれば、行儀よく見えるかもしれませんが、それは大人に抑えつけられている姿でもあるでしょう。

初等教育では「教える」だけではなく、「育む」側面が大事です。
表面的な姿にとらわれては、内面の豊かな成長を見失ってしまいます。

暗記力や試験の点数などは、あくまでも付随的なものです。
子どもの頃から、完璧に子育てをする必要はありません。
それでは、かえって頭でっかちになり、人間として大切なものを吸収できなくなってしまうかもしれません。

大切なのは、若葉が大樹へとまっすぐ育っていけるように、大きな目で見て、その子らしい方向に向けていくことです。
大人はついつい、子どもの声を「うるさい」と感じがちですが、神経質にならないほうがいいですね。