桜梅桃李H29/12【「教師の心・親の心・子どもの心」アンケート②】

2017.12.07

アンケートでは、「学校に行きたくないと思ったことがある」と答えた子どもは、「二人に一人」ですが、学年が上になるほど、その割合は高くなり、女子高生では、「四人に三人」でした。

あるお母さんの話ですが、娘さんが中学に入学して半年後位から、髪を染め、スカートを短くするなど、服装が乱れていき、ついには学校に行かず、遊び歩くようになりました。
お母さんは、娘さんを責めるようになり、心は離れる一方。
そんな時ご主人の、「今に学校に行くようになるよ。
先生に叱られ、世間からは変な目で見られ、親が守ってあげなければ、誰があの子を守ってあげるんだ。
母さんは、優しく『そうね』『そうね』と聞いてやるんだよ。
絶対に怒っちゃだめだよ。
責任は俺にあるんだ。
さんざん夫婦喧嘩を見せてきたからね。
可哀そうに、あの子はつらかったんだよ。」の言葉でお母さんは、「悩みや苦労を人のせいにしてきた自分」「世間体や見栄で子どもに接していた自分」に気付き、家族は明るさを取り戻します。
娘さんは学校に通い始め、高校進学後、介護福祉士として身体障害者施設で働いているそうです。

アンケートで最も注目されたのは、「自分(子ども)は努力すれば、たいていの事は出来る」という項目です。
8割以上の子どもがそう考えているのに、親は6割。
教師に至っては、2割以下という結果でした。

様々な経験から教師や親は、簡単には言えないでしょうが、子どもにとって、「未来」は可能性に満ちているのです。
それを、大人の「枠」に当てはめて、潰してはいけません。
子どもは、夢が大きすぎるくらいでちょうどいいのです。
人生の先輩として、適切な、助言をすることは必要ですが、子どものやる気を尊重していくべきです。
知らず知らずのうちに、大人たちの態度が、子どもの「やる気」を失わせているかもしれません。
子育ては「自信を与える」こと「ほめて伸ばす」ことです。