桜梅桃李H27/9 【人は、色々な人と触れ合って成長】

2015.09.08

前回は家庭のことを述べましたが、家庭とともに、学校での生活も子どもにとって大切です。
大きくなればなるほど、子どもの生活の中で学校が占める割合も増えていきます。
そんな中で、子どもに大きな影響を及ぼすのは、教師です。
実際、担任の先生が変わるだけで、子どもは大きく変わります。
しかし、それ以上に友だちなど学校生活を通じて受ける影響は大きなものがあります。
こうした点は、親からはなかなか見えにくいだけに、心配の種になりがちです。

子どもは学校で様々なことに触れることによって、免疫ができます。
集団生活にも意味があります。
人間は、自分と違ったタイプの人間と触れ合い、時にはぶつかり合う中で成長していくものです。
子どもの時に、いろんな友だちと交わるのは必要ですし、いいことなのです。 そういうことを子どもの時に経験しないと、虚弱になったり、愚かになって、精神的に弱くなります。

また、大人から見て「悪い」と思えることも、子どもにとっては当たり前のこともあります。
いたずらをしたり、口が悪くなり、不良のようなことを言ったりすることもあります。
それらは大人になっていく過程であり、土台なのです。
子どもは、聖人である必要はないのです。
親は、子どもの生き方を認めてあげないといけません。
そのうちに、自然に変わっていくものです。

極論すれば、親は、子どもにとって、成長するための手段です。
子どもは、親のものではない。
親が子どもと一体になるというのは錯覚です。
子どもは未完成なのですから、ケガをしたりケンカをしたり、多少のことは当然です。
 

なかなか親の思うとおりには、いかないものです。
そんなことは、自分の胸に手を当てて、子ども時代を思い出してみれば、百も承知のはずです。