桜梅桃李H26/5「子どもの名前は、未来」

2015.08.17

ヴィクトル・ユゴーが『レ・ミゼラブル』を執筆したのは、ナポレオン三世の独裁と対決して、ガーンジー島で亡命生活を繰り広げている最中でした。

その時ユゴーは、毎年暮れになると、恵まれない子どもたちを招待してパーティ を開くことを、恒例としていました。

1869年のパーティでユゴーは、大人たちに向って、次のようにスピーチしました。

「子どもの本当の名前は、『未来』である。
子どもは、未来の収穫の畑である。子どもの心に、種を蒔こう。
正義を与え、歓喜をを与えてあげよう。
子どもを育てながら、我々は『未来』を育てているのである。
『育てる』という言葉は、何と深い意味を持っていることだろうか。
我々の目の前にいる子どもたちを、教育していこう。
そうすれば、新しき世紀は赫々と光り輝くであろう。
子どもの中に燃える炎こそ、未来の太陽なのである」

「子育て」といい「教育」といい“未来からの使者”である子どもとかかわっていくことは、地味なようですが、これほど創造性に満ち、永遠性へと連なりゆく、仕事はありません。