桜梅桃李2019/1【子どもに信頼感を与える】

2019.01.18

最近、「学級崩壊」「授業崩壊」と呼ばれる状況が学校教育の現場では小学校低学年にも広がり、深刻な問題となっています。
原因は様々あるとりますが、その根底には、「自分を受け止めて欲しい」「自分に向いて欲しい」と願う、子どもたちの行き場のない思いがあるような気がしてなりません。

子どもたちが、安心できる居場所を得られず、学校でも家庭でも辛い思いをしてしまう。
それでは、あまりにも子どもたちが可哀想です。

子育ては、すべてが新しい出来事の連続です。
核家族が進み、また少子化時代になって「一人っ子」家庭が増え、子育ての経験を生かすことが難しくなってきています。
こうした状況のなかで、親の不安も大きいのは分かりますが、それでは、あまりにも子どもたちが可哀想です。
それ以上に子どもの不安は大きいのです。

そんな時に、拠り所となる母親の心が不安定だと、子どもの心も不安定になってしまいます。
敏感な子どもの心は、親の心にストレートに反応してしまうものです。

また起こりもしないことを、あれこれ心配したり、くよくよ悩んでいたら、堂々巡りで一歩も前に進めません。
子育ても同じです。

「例え、子どもに何があっても、自分が包み込み、受け止めて、一緒に乗り越えてみせる。」その強さを母親は持たなければなりません。
悲観主義からは、何も生まれないのです。

もちろん、ふだんから、最大に心を配って、「お母さんは自分のことを見てくれている」との信頼感を、子どもに与えてあげることが大前提です。