桜梅桃李H30/7【恐ろしい国家主義教育】

2018.07.09

以前、読んだ新聞に次の記事がありました。

「沖縄県と県議会は、消滅の危機にある沖縄方言『しまくとぅば』(島言葉)の使用を県民に呼び掛ける集会を宜野湾市で開いた。
県は沖縄方言の使用度を現在の58%から2022年度に88%に増やす目標を設定。
『くとぅば』をもじって9月18日を『しまくとぅばの日』とする条例を定めている。」

ところで、「沖縄方言撲滅運動」があったのをご存じですか。

昭和初期に学校で沖縄の方言を話すと、その罰に「方言札」を首にかけさせられたそうです。
その札は、次に方言を話した人を見つけるまで、かけていなければいけません。
ですから、「次はだれか。」とお互いに友だちを、「監視」し合うような雰囲気がありました。

知らず知らずのうちに「方言を話すのはよくない」「沖縄は劣っている」という気持ちが染み込んでいったのではないでしょうか。

子どもに文化的劣等感を持たせるだけでなく、陰湿な監視の環境をつくる。
国家主義の教育は、洗脳により善悪の判断を誤らせる本当に恐ろしい教育です。これからも、絶対に子ども達をそうした教育の犠牲にしてはいけません。

社会の環境や、周囲の言動が、敏感な子どもの心に、どれほど大きな影響をもたらすか、真剣に考えていかなければなりません。

是非、「しまくとぅば」を存続させていって欲しいと思います。