桜梅桃李H29/3【母は強し】

2017.03.10

子どもが小さいうちは、母親には少しも気が休まる時間がありません。
子どもがすくすくと、健康に育っていけば良いのですが、なかなかそうはいかないものです。
経済的な問題、子どもの病気、家族の病気、そして死・・・。人生の荒波は容赦なく襲ってきます。
「なぜ、自分だけが、こんなに苦しまなければならないのか」放り出したくなる時もあるでしょう。

子育ては「この子を絶対に幸福にしてみせる!」「私たちの未来・地球の未来を託すのだ!」という心が根本ではないでしょうか。
「母は強し」とよく言いますが、この心が、母の強さの源泉なのです。

慈善団体「ゴラゴベスト=幸福への運動」の会長であるドラグンキナ女史は、「大人のせいで苦しんでいる子どもたちを思う、母としての『心の痛み』をお伝えしたい。」「他人の不幸には、無関心でいるわけにはいきません!」と、国際的な活動を行っています。

今の日本は、残念ながら、こうした心が弱くなってきてしまったようです。
「エリート」と呼ばれる人々が、「自分さえよければ」と、民衆を犠牲にし、自分だけ“偉く”なろうとする。荒んだ世の中です。

他人の痛み、苦しみを感じることができない。
それは、石のように固く、冷たい心です。
だから、自分自身も、本当の喜びを感じることができません。
もっともっと、社会に、瑞々しく、豊かな「母の心」を行き渡らせなければいけません。