桜梅桃李H28/7【夏休みに「思い出」を刻もう】

2016.07.11

ついこの間、進級進学したと思ったら、もう夏休みです。
夏休みは、だれしも待ち遠しく、楽しみなものです。

現代は、お父さんも、お母さんも、そして子どもも、忙しくなっています。
ご両親が忙しいと、子どもたちには、寂しい思いをさせることがあるかもしれません。
そうしたなかで、わずかな時間を縫うように、子どもたちに「思い出」をつくってあげることが重要です。

夏休みは、親が子どもとじっくりつきあい、子どもたちに「思い出」を刻んであげる機会にすることです。

子どもの頃に刻んだ思い出は「生涯の宝」であり、「心の糧」です。
孤独の時には友となり、苦難の時には支える力となります。
ささやかな思い出であっても、本当に心と心が触れ合ったものなら、年月を経ても朽ちません。
思い出は、親子の絆の結晶とも言えるのです。

「思い出をつくる」ことは、すなわち「人を育てる」ことです。

大阪のある知人の家では、当時、中学生・小学生の三人の男の子がいました。
終業式の日には、「たこ焼きパーティー」や「お好み焼きパーティー」の準備をして、子どもたちの帰りを待っていました。

これは、一学期間、頑張って登校したことを讃え合うとともに、休みの間、「何か一つ」やり抜く約束するためだそうです。
その約束とは、「弟の面倒をみる」「くつを毎日、きちんとそろえる」などのお手伝いがおもなのですが、自分で決めて、最後までやり抜くことを約束するのです。
終業式の「たこ焼きパーティー」の味は、いつまでも忘れられないと思います。

夏休みは勉強も大事ですが、家の手伝いなどに挑戦するのも大事なことです。
「あれもしよう」「これもしよう」と計画しても、計画倒れに終わることも多い。
「何か一つ」やり抜くことが、子どもの自信につながります。

夏休みに家族で旅行して、思い出をつくるのもよいことですが、親子でいっしょに何かに挑戦するのも尊い思い出になります。