桜梅桃李H28/11【不登校はチャンス!!】

2016.11.09

親の愛情不足が子どもの「不登校」の原因になるケースもあります。
どうしても、戸惑いや世間体から、ついついお子さんを責めてしまうというお母さんも多いようです。
その気持ちはよく分かります。
しかし、「なぜ、こうなってしまったのか」と思い悩んでいるのは親だけではありません。
当のお子さんにとっても、心に重くのしかかっているのです。

実際、「不登校」は、家庭や学校でのほんの些細なことがきっかけとなっています。
親から見ればたいした問題には思えなくても、それで自信を失ったりして、学校が嫌いになったり、行けなくなってしまう場合が多いのです。

小学4~5年生の頃、私自身が不登校児でした。
当時のことを振り返ってみると、
「親に心配をかけていることも、友だちや先生の善意も分かっているのに、それに応えられない。」そんな自分が嫌になり、負い目を感じていました。
将来も絶望的に見てしまい、閉じこもるようになりました。

一言で「不登校」と言っても、子どもの状況は、それぞれ異なっています。
こうすれば、“大丈夫”というような万能の策などはありません。
突然、不登校になるので、親も気が動転してしまい、そうした心の葛藤を、理解してあげる余裕がなくなってしまうのかもしれませんが、
すぐにどうしようと解決を急ぐよりも、落ち着いて、子どもの心をしっかりと受け止め、信じてあげることが重要です。

大切なのは、そのお子さんが何に苦しみ、何に胸を痛めているかを慎重にくみとってあげることです。
そして、お子さんが安心できる場所を、築いてあげることです。
そんな時、子どもは、母親が自分の方を向いてくれてることを何より望んでいるのです。
傷ついた心をゆっくり癒しながら、温かく包み込んでいく。
「強く生きる力を回復させてあげる」それが、母親の役割でしょう。
今一度、子どもの心を見つめ直し、親子の絆をしっかり深め、
ともに大きく成長していくチャンスにしていけばよいのです。