桜梅桃李H28/10【不登校は、氷山の一角】

2016.10.12

文科省は、2008年は12万6千人の小中学生が不登校になっていると公表しています。
歯止めがかからないばかりか、低年齢化が進み、小学校でも不登校は珍しくありません。
不登校の原因は、様々ですが、「子育ての失敗」などと、お母さんが落ち込んでしまうことはありません。
学校に行かなくなったことは、遠回りのように思えるかもしれません。
しかし、人生に起こることで意味のないことなどありません。

今は、子どもにとって、辛いことが多い社会になりつつあります。
常に良い子でいることが望まれ、失敗は許されない。
そんな管理社会・競争社会が子どもの世界にも浸透しています。
学校でも、たえず他の子と比較され、緊張を強いられる場になっている面もあります。

不登校は、氷山の一角です。学校に通うのが辛いと感じている子どもは、想像以上に多いと思われます。
大人は、学校に行くことが当たり前のように思っていますが、そもそも「学校に行く」ということ自体、子どもにとって大変なエネルギ-を要するものなのです。

楽しいことがあった時は、進んで話してくれますが、そうでない時は口数が少なく、声をかけても「別に」とか言われると、がっかりしてしまうことがありませんか。
子どもの心は、多感でデリケートです。
学校や家庭での一寸した出来事で、ストレスを感じてしまいます。疲れることもあるし、勉強や友だち関係の悩みなど、学校という集団生活の中での出来事を、”重圧”に感じる子が増えてきています。

問題行動の一つと見られがちだった不登校も、今では「どの子にも起こりうるもの」と受け止められるようになってきています。
何も恥じたりすることはないのです。

親がいたずらに焦ったり、言うことを聞かないからと突き放してしまえば、ただでさえ苦しんでる子どもは、ますます居場所を失ってしすます居場所を失ってしまいます。